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任期満了もあり得る衆院選だからこそ今からできること

 衆院の任期満了まで、いよいよ3ヶ月程度となりました。いくら遅くても11月までには衆院総選挙がある以上、各陣営はもうそろそろ本格的な本戦の準備を始めなければなりません。

 関与先をはじめ多くの陣営からお話を伺っていると、衆院総選挙に向けての各陣営の動きには相当なばらつきがあります。この点は、これまでの衆院解散総選挙における「解散風が吹いたら一気に」とは異なり、中長期的な目線で計画が立てられているかどうかが大きな鍵とも言えるでしょう。

 

印刷物関係

 まず何よりも先行するのは「選挙はがき」でしょう。各県議・市議への依頼をはじめ、選挙はがき協力の依頼、回収、集計(かるた取り)という作業は、今のうちから進めておけば、お盆周りと一緒に行うことができます。そもそもコロナ禍で選対会議という打ち合わせがなかなかできない以上、こういった準備は早い方が良いに決まっています。選挙はがきに「投票日」などが書けないことはデメリットですが、一方で早いうちに準備を進められるという点ではこれに勝るものはありません。

 「選挙ポスター」も、デザインだけは決めておいて良いはずです。既に写真撮影はほとんどの候補予定者が終わっていると思いますが、この時点で選挙ポスターを作成するとして足りない(決まっていない)要素は、(公認争いでもしていない限り)ないはずです。ユポタックの印刷は接着糊の劣化を考えればまだ不要ですが、それでも進められるところだけ進めておくべきでしょう。

 

ネット関係

 SNSの導線や最低限必要な素材はきちんと作っておく必要があります。YouTubeでライブをやるのであればライブ配信用のチャンネル登録や申請、TwitterやFacebookの本人認証や認証済みマークの申請なども終わってなければ今のうちです。

 さらに、GDN/YDNの広告配信やターゲティング広告をするのであればバナー素材も必要です。こういった素材は今のうちに作っておけばいいのですが、選挙前にバタバタと作っていては、本番用の紙ものデザインに遅延を来す恐れもあります。

 また、応援弁士や個人演説会/街頭演説の告知用の素材づくりも必要でしょう。Twitter/Facebook/公式LINEなどのSNS導線を決めた段階で、素材作成のガイドライン(トーンマナー、サイズ規定)を作っておく必要があります。ガイドラインを作成しなければ、選挙期間中も含めてトーンマナーの揃わない素材がやみくもに配信されて、エンゲージメントが確実に下がります。

 

事務的な手続きの準備

 立候補手続きに必要な戸籍抄本などはいずれにせよ3ヶ月前であれば十分なので、どれだけ遅くても8月末に取りに行けば無駄にはなりません。マスメディアからの調査票も必ず来ることが分かっているのですから、現職や元職、2回目以降の挑戦の方は前回のものを用意しておくこと、新人の方などは最低限の情報をまとめておくことをお勧めします。併せて新人の方は資格証明や大学卒業証明の手続きも進めておくべきでしょう。

 衆院解散総選挙は、「いつ来るか分からない」「常在戦場」と言われてきましたが、これだけ任期満了が近くなってくれば、必要な作業は既にいくつか見えています。可能な限り準備を前倒しすることで、選挙直前の「バタバタ」といった負担を軽減し、新規施策のための時間を作ることが大事です。

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